Aさんがいきいきし、笑顔が出、ちゃんとした会話ができるようになるまで、1か月とかからなかった。
私たちはAさんとの関わりから、方針を変えることにした。
重度な人ほど機能訓練教室に参加してもらわねばならないのだ。
そしてもう1つ、Aさんから得たことがある。
自信です。
というより、とにかくやってみる、という姿勢の大切さです。
これ以降、スタッフは、どんなに重度な人でも、ひるむことはなくなった。
むしろ、ファイトが湧くようにさえなってきた。
Aさんの変化を、例えば学会での発表のように、データで示すことはできない。
ただ、「生活リハビリ講座」などの際にスライドを見てもらうだけです。
偶然、2回目に私が訪問したときと、訓練教室に参加して1か月めのAさんの写真がある。
表情の違いは一目りょう然です。